作成者:古川令治(昭和51年慶応義塾大学卒業。台湾師範大学中文中心留学を経て、中国広東省で風水・気功を研究)。
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本日は香港にいます。香港では既に2012年の風水占い書「通勝」の販売がスタートしていました。何と、駅の構内に「風水書販売開始」の大きな広告が出ていました。日本ではあり得ない「風水の占い本家」の姿を見ることができました。最近、香港のプライベートバンカーからヨーロッバの銀行債券をしきりに薦められます。なんと銀行発行の債券にもかかわらず実質利回が10%というものもあります。リーマンショックの前に米国の仕組債を薦められた当時と全くそっくりです。風水三元九運学的にも現代は破壊と再生が繰り返される時代なので、近い将来、例えば来年、ギリシャや欧州銀行の破綻がおこった後、スペイン・ポルトガルの破綻が続き、リーマンショックを上回る世界恐慌がおこる事態を予言することができます。世界経済の機能がマヒしあらゆる国がマイナス成長の悪循環に陥るなかで、影響が比較的低い、日本・中国・韓国が頑張って世界経済を牽引することになるかもしれません。日本は年金準備等で蓄えている日本円をドンドン外貨に両替してドル・ユーロの下落を阻止する努力をし、中国・韓国も自国通貨を売ってドル・ユーローを支えることになるでしょう。更に、中国は財政状況が安定していることから強力な財政支出を実施し世界経済の下支えをすることになるでしょう。日本はギリシャ以上の財政赤字国、GDP比で見た場合、世界最大の赤字国です。しかし日本国債がまだ発行できますので、今のうちにドンドン国債を発行して金などの資産に交換しておくとよいでしょう。ヨーロッバ危機が一段落した次は日本危機になるのは明らかです。数年後、例えば4年後に日本は国債を発行できない事態が到来し日本円急落、ハイパーインフレが発生するかもしれません。その際、日本円のデノミを実施すると同時に、蓄えた金などの資産を放出し、日本国リセットの手法として活用すればよいでしょう。 (9月22日No81)。

本日は北京にいます。昨日は北京大学国際関係学院の副院長、教授との食事会でした。昨年10月、日中関係が悪化している状況下で、経済同友会中国委員会と共同で開催したフォーラムの評価と今年の研究計画について相談しました。例年のフォーラムは北京で実施していますが、今年は東京で日中友好、金融問題、FTA問題をテーマに会議をしようという結論に達しました。今年は言論NPOのフォーラムが中国で開催される番なので、我々は日本で実施し多くの研究者と意見を交換したいと思います。北京大学は中国の多くの大学のなかでも最も風水環境のよい校舎で、大学のなかに風水の龍穴を有し、広い池の落ち着きは心を癒すものがあります。日本の狭い大学とは異なり広大な敷地のなかに校舎や宴会場の併設されたレストランがあり、歩いていると迷子になってしまいます。気がついたときには隣の清華大学にいることもあります。大学の近くにコンビニが無いのが不便ですが、喫茶店はあります。空港には都心を通らずにいけますので比較的便利な場所にあるといえます。ホテルは日航新世紀が近いのでずが、日航ホテルのなかでも最もサービスが悪く、レストランも偽ワインではないかと疑うようなまずい酒を置いているので最近は利用していません。同じ価格帯の長富宮ホテルの方がよほどましだと思います。今日の午後は中国最大の入札会社の社長と懇談しました。昨年の入札取扱額は3兆円を超えたとのことで会うたびに大きくなっています。最近の社員旅行は海外に行っているという元気のある会社です。国家開発銀行と共同出資で地方の地下鉄建設プロジェクトを支援する業務も始めたそうですが、地下鉄建設関連の機械はシーメンス等の欧州勢がメインとのことで、日本が入り込む余地は無さそうでした。中国の地下鉄は乗り継ぎも不便でミニコンビニも無く、自動販売機も無く、トイレも不潔で乗りたく無くなるという問題があります。早く日本並のシステムとサービスを導入して欲しいものです。
(3月3日No78)。
2011年1月15に、本日は東京にいます。風水古書皇帝地母経によると、今年の風水は、政府のトップや企業のトップにとっては非常に苦しい一年となり、特に北の地域は厳しくなると書かれています。---と記載しましたが、本当に風水占いは恐ろしい。風水占いするのを辞めたくなります。速やかに震災からの救済が進み、一人でも一人でも多くの人が救われることを心よりお祈りいたします。(3月12日追加記載)
本日は蜀漢の古都「成都」にいます。中国四川社会科学院等の政府機関に訪問した後、夕方時間が空いたので三国時代の英雄、劉備の古墳がある武侯祠を見学しました。成都は周辺を山に囲まれた盆地にあり風水環境がよい場所に立地しています。三国時代に諸葛孔明が天下三分の謀を巡らし、気候が温暖で生活環境がよく、山に守られ他国からの防御に優れた成都を蜀漢の都にした理由がよくわかりました。劉備の古墳は日本の奈良時代の古墳にも見受けられる「円墳」のようでした。これまで荒らされたことがないといわれているそうです。中国歴史の英雄が安らかに眠れる地として最高の風水環境が保たれていると思います。この武侯祠も四川地震の影響は大きく、地震後2年以上経過したにも関わらず今も修復工事をしていました。早く完全復興を完了し災害の被害から立ち直って欲しいものです。劉備の古墳を訪問した後は、四川旅行の定番である、陳麻婆川菜館に行って、麻婆豆腐発祥の店で激辛料理を満喫しました。この店には戦前のものと思われる写真が飾られ、麻婆豆腐発祥の頃の屋台風店舗の様子をみることができました。麻婆豆腐以外の四川料理の美味しく、兎料理もスッキリした味で価格も1人前700円と安くマズマズでした。日本語を話せるアルバイトの定員がいて麻婆豆腐パック・坦々麺パック等のお土産を巧みに販売するので、ついつい買ってしまいました。武侯祠、陳麻婆豆腐の写真を掲載しました。→「写真コーナー」
(10月19日No76)。


本日は香港にいます。日中での問題が発生したので日中のビジネス関係者は誰もが静かにしている状況だと思います。しかし風水の三元九運学説では、トラブルによる関係崩壊はより強固な再生へのステップと解釈されます。そこで、昨日香港で友人と食事をしている時に、香港の著名な財界人と明後日会えるかなと聞いた所、僅か1日で複数のアポイントが確定しました。本来、明日はゆっくりするつもりでしたが、朝9時のアポから夕方6時30分のアポまで入ってしまい非常に忙しい1日になりそうです。先日NHKの総合テレビに出演しましたので、その際のビデオDVDと中国語訳を持ってきました。DVDを持参しながら話をすると楽しい会議になりそうです。更に明日のNHK衛星放送ワールドニュースサテライトにも出演しますので日中間のビジネスの話題はつきません。昔は日中が喧嘩をしても世界が風邪をひく状況ではありませんでした。しかし、GDP第2位と第3位の国となった現在では双方が喧嘩をすると世界が肺炎をおこす状況になっています。世界経済に占める重要な役割を果たしていることを認識した上で冷静に対応することが大切だと思います。香港では既に2011年の風水暦の販売が始まりました。コンビニ、書店、文具店に沢山積んであります。さすがに風水の本家といえます。道教系の風水師の本を読むと、来年の運は今年の運と逆転すると書かれています。今年悪い人は来年よくなるという趣旨ですが、様々が風水の本が出ていますので、5~6冊買って、順番に読んでから私の考えを纏めて記載する予定です。 (9月28日No75)。

本日は香港にいます。香港では2月14日からの旧正月の準備に忙しく、百貨店から小さな商店まで旧正月用の風水用品を売っています。旧正月にはお祝いの言葉が書かれた札を家に貼る習慣がありますが、日本的な感覚からすると、必ず貼られる札「恭喜発財」について違和感を覚える人が多いと思います。お金持ちになれることを喜びましょうという意味で、全ての人々の新年の目標が「お金」なのです。これは、国民の価値観の違いといえるでしょう。私の友人である上場会社のオーナーが以前、子供が「 お金持ちの子供」といわれて小学校でイジメにあって困っていると漏らしていました。香港だと祝福されることがイジメになってしまうのは、現在の日本経済が浮上しない大きな原因だと思います。新規上場会社は殆ど生まれず、厳しい規制と不況により上場廃止、倒産企業が続出、上場を目指す企業家も登場しないという現実は、日本人が周囲の人を褒めるのでなく貶す体質になってしまい、誰一人として上昇志向を持たなくなってしまったことによると思います。 今週は中国本土に入って、中国の上場企業オーナーや中国財界関係者との飲み会が続くので、この問題を話してみようと思います。前回の飲み会で美味しいお酒をいただいたので、今回は、ペトロウスという私の持っているワインを持参し、やや早い旧正月ですが、美味しいお酒を飲んで2009年の厄払いをし、2010年こそは風水の麒麟の神が到来することを祈念しようと思います。2月に入ってからの日本での飲み会には、麒麟の神の到来を確実にするために、レイモンドというワインを用意してもらうことにしています(麒麟ビールが買収したカリフォルニアワイン)。東京では豊洲ララポートのHBというステーキハウス、国際展示場駅のブリーズ・オブ・ベイ(http://r.gnavi.co.jp/a437514/)といったビアレストランで5000円以下であります。このようなレストランでレイモンドの赤ワインを注文し、麒麟の赤い血を分けてもらったのだから、2010年こそは麒麟の神の強力な助けを得て「恭喜発財」を実現させるいって乾杯をすると、「宝くじに当選」するなどの思わぬ幸運に巡り合い、お金持ちの道が開けるかもしれません。今年は、日本航空破綻が最終底と信じ上昇気流に乗りましょう。 (1月24日No69)。

本日は中国北京にいます。昨日は北京の友人が購入したオフィスフロアーの風水鑑定をしました。天安門広場にも近く長安街に面しており立地は抜群でしたが、但し、隣のビルの角が鋭角になって面しており、この部分は風水上、殺の気が生まれる問題がありました。しかし、風水の護符や風水八卦鏡を飾り防止措置を講じれば、前面道路の形はよいので使用してもよいでしょうと伝えました。風水鑑定後一階に降りて入居テナントを見ると三菱商事、伊藤忠商事、丸紅の名前があるのを見てビックリしました。
昼食後、国会議員の先生と中国の友人が運営するオフィスに遊びに行った所、欧州議会の委員の先生を中心としたミッションが来ていたので、中国投資環境・法制度の問題について懇談をしました。夕食時は国会議員の先生と北京大学、中国社会科学院の有名な先生との懇親会をしました。東アジア共同体の話題で盛り上がり、時間が過ぎるのを忘れる程の楽しい会合でした。
昔は学生だった友人、どちらかというと教え子が、今は中国のマスコミに登場する国際政治・経済学者として有名になっているのを見てまたまたビックリでした。
今回北京に来て更に驚いたのは、昔、私が中国の友人と一緒に共著で発行した中国語の経済書籍が有名になっていたことでした。私が有名になったのではなく、中国の友人が有名になったので、一緒に中国語の本を書いた私に面談を申し込まれる中国の著名経済人がいることでした。塞翁が馬という諺を実感しました。
中国がとんどんと進んでいくのに対し、日本は経済が低迷し時間が止まったような状況にあるのは非常に残念です。
(12月12日No68)。

本日は中国杭州から香港に移動しました。中国杭州は、風水環境の素晴らしい地として有名で、上海近郊のリゾート地として最も人気のある里です。西湖と周辺の山並みの調和が素晴らしく、山に囲まれ水を抱く風水の理想を実現しています。西暦970年に建設された六和塔は13階の最上階まで階段で登れるようになっており、年甲斐もなく一気に駆け上がってしまいましたが、今は足が重くてなりません。六和塔は川の神様を静めるために風水の龍穴に建てられたのだと思われますが、戦火を逃れて古い姿を保っているのは素晴らしいことだと思います。
杭州では慶応大学体育会重量挙部の後輩の結婚式に結婚証人として訪問しました。地元ホテルの結婚式場には、バスで参列者が続々と到着し、300人の会場は満員となりました。司会の方が突然、我々日本側のテーブルに来て、予行演習無しに挨拶を求められた際には、香港から一緒に行った友人が流暢な中国語で挨拶をしたので、300人の中国の参列者の人達はビックリして一瞬静まり返りました。中国の結婚式では、日本の結婚式では禁句とされる言葉を多用し、日本的感覚では信じられないような挨拶をします。私が中国語で結婚証人として話した具体的な内容には、「無論貧富、疾病、環境悪劣、生死存亡--」といった熟語が含まれています。日本の結婚式で、生死存亡という熟語を入れることはあり得ません。私が中国語で話し、中国人の通訳が日本語で翻訳するのですが、生死存亡は、生死を共にしてという趣旨に訳されていました。
杭州で結婚式前日の夜、香港からのメンバー3人で、町のレストランに行きました。鶏料理、豆腐料理、牛肉料理、豚肉料理、野菜料理、スープ、ビール大瓶2本、ご飯を3人で注文して合計129元(2000円弱)、ホテルに戻って紅茶、コーヒ、コーラを注文して合計190元(3000円弱)でした。町のレストラン街には多くのレストランが並んでいましたが、私達は、最も混んでいる店を選んで入りました。思った通り、味は悪くなく、値段は非常に安いという状況でした。ホテルの紅茶1杯とビール大瓶7本が同じ値段というのにはビックリしました。投資銀行家の立場からすると、あらゆる場所で裁定取引が行われていて、「設けるチャンス一杯」の国といえるかもしれません。
(10月18日No67)。


本日は香港にいます。中国・香港は不動産市況も株価も復活し元気一杯です。昨日は香港の友人と食事をしましたが、500人は入るレストランも満員でインフルエンザも全く気にならないようで、高級食材である上海ガニが9月24日に香港に入るという話題で持ちきりでした。日系スーパーであるユニーの上にある庶民のレストランだというのに、フカヒレとアワビのコース料理を多くの人が注文しているのを見てビックリしました。私は6人で700HK$(一人1500円)の北京ダックのコース料理を注文しましたが食べきれずに残していまう程でした。香港では取付騒ぎまであった東亜銀行の株価が復活し半年前の2倍以上に上昇し、中国では農業銀行がまもなく上場する計画だというとういことで、日本とは全く異なった好景気の世界となっています。香港は風水環境がよく、今年の風水予言書の通りに復活してきました。日本の足踏み状況が悔しく思います。香港の不動産価格は日本より遥かに高く、歩いて行けない山の上のマンションの価格が1戸で10億円以上する状況にあります。香港は不動産の売買にかかる税金やキャピタルゲインに対する税金が殆どかからないことから、売買が活発で、株の売買のように不動産の取引が行われています。贈与税もゼロのため消費活動が活発な若いお金持ちも数多くいます。日本はあらゆる税金が重くて取引が活発化しないことから経済の低迷を招いているのだと感じます。民主党の新政権には、株式売買・不動産売買・贈与等の税金を低くして売買や資産移動のボリュームを大きくする政策により、経済活動や消費活動を活発化させ、最終的な税収を増やすという政策を実現して欲しいものです。民主党にはこのような期待をしていますが、風水三元九運学説による予言に従うと、最終的には期待外れに終わり、アジアの成功事例を見れないドメスティックの人達によるピントの外れた政策により日本の景気は一層悪化し、日本国の膨大な負債が爆発状況となり日本国財政の破綻が生まれることになります。今年度末には期待外れであったことを実感することになるでしょう。
(9月14日No66)。

本日は大阪から香港に飛びました。大阪の筆者の実家は築80年を越えており、天井も弛んでいて今にも落ちてきそうな状況ですが、阪神淡路大地震でも魚籠ともしませんでした。80年を越える一戸建てで、今も住めるのは風水立地がよいからだといえます。門の位置、前の道路付け共に申し分ない風水立地にあることが、戦火を逃れることができたのだと思います。戦火を逃れた古い町並を歩いていると、50年以上前から続く「貸本屋」「米屋」「寿司屋」を見つけ、非常に懐かしい気持ちになりました。小さな小さな「貸本屋」では30年以上前の漫画が並んでおり、タイムスリップしたようでした。非常に狭い道をトラックが走っているのには驚きましたが、大阪的?な商業タウンの姿かもしれません。大阪で参加した同窓会では同じクラスのメンバーと懇親を深めました。同じクラスで有名になった岡田克也さんの話題で一杯でしたが、そろそろ準定年になり第二の職場に変わった友人もいて色々でした。でも、皆が元気で何よりでした。同窓会に参加し、大阪での仕事を終えて香港に飛び、今晩から香港での仕事が始まります。夜の食事会が仕事となるのは気をつかって大変ですが、相手方の元気な証拠で、中国の友人と一緒に金融危機を吹き飛ばす青龍を見つけることができれば幸いです。明日からは7月に入り、いよいよ風水占いで予言される金融危機からの脱皮が始まります。金融危機で痛んだ企業の破壊からの再生への変化が本格化し、年末に向けて回復軌道に歩む道筋をつける月となります。日本経済の為にも、昨年末、2008年11月21日に風水の古典である「地母経」と風水三元九運学説をベースに筆者が予言したこの風水占いのストーリーが実現して欲しいものです。昨年末、2008年11月21日の予言、日経平均10,000円突破は概ね的中しています。(6月30日No64)。

本日は香港にいます。明日、5月14日から広州に入り、中国漁業協会や日本錦鯉振興協会が開催するアジア錦鯉大会に参加します。中国政府からは農水省の副大臣や広東省政府のトップが来られるそうです。鯉養殖の歴史は紀元前5世紀に中国で始まり、日本に渡ってきて錦鯉の文化が広まりました。風水学では、鯉は龍の化身とされ、天に上り吉をもたらすと考えられています。アジア各国から2000匹の錦鯉がコンテストに参加するそうで、縁起のよい「紅白」を初めとした錦鯉を見れるのが楽しみです。中国漁業協会のトップも副大臣経験者で、中国農水省関連の方々と食事をするのが楽しみです。前回北京で中国漁業協会の方々と日系ホテルで食事をした際には「偽物?ワイン」が出されたので、今回は、日本酒を持参します。錦鯉大会では、やはり日本酒で最初に乾杯するのがよく、金箔入り吟醸酒を準備しました。もちろん「本物ワイン」も用意しました。日本酒、ワインで終了できれば、53度の白酒「マオタイ」を飲まなくて済む可能性があります。53度の白酒「マオタイ」までいった場合には、恐らく酔っぱらって意識朦朧になるかもしれません。錦鯉コンテストで優勝する鯉の価格は、中国では100万元(1500万円)以上するそうです。中国のお金持ちの方々には非常に人気があり、中国錦鯉協会の友人も「赤い資本家」のオーナーで、皆さん賞を取る競争をされています。今回のグランプリは、日本orシンガポールorタイor香港or台湾or上海or北京or広州か、それぞれの地域の大金持ち、資本家トップの戦いなので、観戦する価値はあります。勿論、オーナーの皆さん方と乾杯すれば、金融危機で大変な日本に投資していただき、日本を助けていただける可能性もあると思います。(5月13日No62)

本日は東京にいます。北京から戻ったところです。北京ではあいかわらず「偽物」が横行していました。以前、北京の米国系5ツ星ホテルで「偽飲料水」、水道水をペットボトルに入れてミネラルウォーターとして飲まされたことがありました。今回は日系5ツ星ホテルで「偽ワイン」、カベルネ・ソーヴィニヨンと書かれた、約7,000円のワインを注文した所、安いワインにエタノールを着色して砂糖を加えて水増ししたとしか思えないような薄い色で、ワインとは思えない不味い「自称ガベルネ・ソーヴィニオン」をだされました。日本人の支配人に、日本の同じホテルのソムリエに教えていただいたガベルネ・ソーヴィニヨンとは全く違う薄い色のワインです。ボジョレー・ヌーボーよりも遥かに薄い色で、偽物に間違いない。名門ホテルが偽物を出したら笑われるとクレームをいいました。しかし、レストランの中国人支配人は中国シンセンで厳密に樽からだされて瓶詰めしており問題ない。時期や場所によってワインの味は変わると取り合ってくれませんでした。以前、珠海の名門レストランで飲んだ偽ワインと全く同じ色合い、同じ不味さでしたので、中国の大手企業が大々的な偽ワイン造りをしているのだ感じました。しかし、最終的には、エタノール入りワインでは死なないと判断し、このワインを自ら飲み干し、更に安い「ワイン」を注文し、翌日、下痢との戦いとなりました。今回訪問した北京では中国の風水地理に基づいた住宅の人気は引き続き高く、北京郊外で大きな湖のある「密雲」エリアの不動産投資は顕著なようです。10万人以上が住む、日本の幕張に似たコンセプトの「密雲」エリアの開発は、金融危機で日本・香港・欧米の投資が中断したにも関わらず、中国側の資金供給で第一期工事が計画よりも早く、今年6月には完成すると聞かされました。あいかわらずの「偽物文化」には嫌気がさしますが、金融危機をものともしない、実利を重視した現実的な開発投資の力には脱帽です。(4月21日No61)

本日は香港にいます。日本は休日ですが香港は休みでないので、本日は商社の友人と食事をする予定です。香港の企業のオーナーは風水を信用する人が多く、日本の企業でも香港の大株主が入ると引越しは大変です。リストラによる事務所移転が増える中で、家賃を大幅に引き下げた上で今までより風水立地のよい場所に引っ越すように要求してきますので、日本の社長は毎日頭を抱えることとなります。東京でも空き事務所は急増していますが、風水立地がよい空き事務所は10%にも満たないのが現状です。このようなことを考えると、引越しはせずに、現状の事務所の家賃引き下げ交渉をした方がよいかもしれません。香港では、今一番問題になっているのは香港上海銀行の株価下落です。香港の多くのサラリーマン、自営業者、退職者が香港上海銀行の株主で、毎年の配当を生活費の一部にしていたので、皆さん困っています。香港の人と食事をするたびに香港上海銀行の株価下落の話がでます。香港上海銀行は香港ドルを発行している発券銀行なので、日本人的な感覚では、日本銀行の株価が大幅に下落して配当すらもらえなくなったというイメージだと思います。香港上海銀行の問題が早く決着し香港の皆さんの笑顔が見れるようになって欲しいものです。5月15日には香港の隣、広州で「アジア錦鯉大会」があるそうです。中国からは大臣クラスも参加されるそうです。テレビ放送や人民日報等の取材もあるそうで、日本伝統文化のアジアでの浸透の深さには驚かされます。しかし日本の問題は、日本からコンテストに出した「錦鯉」が優勝しても、検疫の問題で日本に持ち帰れないことです。日本文化の普及にも大きな課題があるといえます。(3月20日No60)。

本日は東京にいます。東京では香港のように銀行の取付騒ぎが発生するような事態には陥っていませんが政治の空白が続く影響で非常に厳しい経済状況が続いています。風水学の三元九運学説によると現在は破壊と再生が繰り返す時代です。NPO法人一橋総合研究所、NPO法人三田経済研究所に所属する大学教授や研究者の友人と一緒に「アジア連合」という本を今月末に発行することとしました。風水学上の再生の波にアジア全体が乗ることにより、現在の破壊からの脱出を図れればと祈って執筆しました。但し、私が執筆したのは「はじめに」と「おわりに」の部分だけで、本文を執筆していだいた大学教授、研究者の皆様方には心よりありがたく感謝しております。昨年9月に個人で風水占いの破壊と再生を信じて、サブプライム商品を購入しました。その際に自動車・保険・銀行の一部は破綻すると計算して値段を出して投資しましたが、その際に窓口の金融機関の人達はそれほど多く破綻することはないだろうといっていました。しかしその信じられない事が発生しているのには驚きです。私が投資した商品のなかにある大手銀行がすでに4社も破綻しています。このような銀行破綻の状況を実感していると日本は呑気だと思います。消費税引き上げが政策課題となり議論されること事態が「全く世界の常識から外れている」といえるでしょう。日本が今のような呑気な状況でいると、これまで倒産した不動産・建設会社に続いて、日本の大手生命保険会社、大手損害保険会社、大手証券会社、大手銀行や大手機械製造会社、大手自動車会社、大手海運会社、大手商社等が次々と倒産し、失業者で溢れる巨大な破壊の時代が到来するかもしれません。人的災害による破壊が続くと最終的には巨大地震等の天災が到来し、人災・天災により国家が実質消滅状態になる可能性があることを三元九運学説は予言しています。(1月24日No59)。

本日は香港にいます。久しぶりに香港に入りました。9月24日に香港で突然銀行の取付騒ぎが発生して以降の金融大恐慌の波は停まる所を知らず、製造業までも飲み込み風水三元九運学説で書かれた180年に一度の大恐慌が現実のものとなっています。しかし、三元九運学説のワンサイクル期間540年間で最大の巨大恐慌は到来しないと予測します。予測の詳細は風水2009年市場占いのコーナーで記載しましたが、風水古典を分析した結果、2009年初秋には「早晩得団圓」という状況で回復に向かうという文書を見つけましたのでほっとしている所です。香港は上海蟹の本場で、昨日訪問したは取引先の方と上海料理専門店で上海蟹フルコースを食べました。前菜、スープ、上海蟹、小龍包等からなるコース料理で198HK$(3,000円弱)でした。上海蟹の味やスープの味は抜群でしたが、小龍包の味は今一つでした。取引先の香港人の奥様は日本語の勉強に夢中で週に2回、マンツーマンレッスンに通っておられるそうです。夫婦で日本への旅行も頻繁にされ、前回は中部国際空港から名古屋近郊の温泉巡りをされたそうです。海外出張が多い私でさえ、名古屋国際空港に降りたことはないので驚きました。株価低迷、企業の倒産ラッシュは香港も同じ状況で、不動産価格も大幅に値下がりしています。香港の取引先では事務所閉鎖に伴うリストラ大量解雇実施の真っ最中でした。香港の法令で定められた退職金も資金不足で待ってもらっている所という話を聞いて、日本も香港も厳しい状況だと痛感すると共に、退職金すら支払えないのに倒産させずに頑張っているのも立派だと思いました。更に、経営者とリストラ解雇された従業員が、景気が回復したら戻って一緒にやり直しましょうと涙を流しながら約束しているのは東洋的だと感じました。
(11月21日No58)。

本日は香港にいます。北京オリンピックを応援した後、香港に戻りました。北京のオリンピック会場を見学し、オリンピック会場を運営・所有している機関の総裁と面談しました。オリンピック会場は、中国の風水学に従った建物で、北京の北側に連なる万里の長城がある山、台地から流れる風水の気が集まる龍穴の位置にオリンピック会場を設けています。オリンピック会場の形も龍穴そのものといえます。オリンピックの初日の48キロ級女子重量挙、柔道決勝を見学しました。柔道決勝は午後5時開園、午後6時開始なので、炎天下1時間前、午後4時から並びましたが、実際の開園は午後5時30分からで、入園できたのは6時でした。私の友人は1時間前、午後5時から並んだので入園できたのは、既に谷さんが負けた後で、炎天下延々と並ばされ、競技の大半が終了した後入園させるのは酷いと怒っていました。私も炎天下2時間も並んだので熱中症のような状況で、会場の右側にある飲み物売り場に行ったのですが閉店しており、あまりにも厭味で、年配者は入場するなというばかりのオペレーションだと感じました。会場案内も丁寧でなく入場場所もわからず、会場を一周してようやく飲み物売り場と入場場所を見つけた時には命拾いしたという印象でした。会場のハードは立派ですが、運営は最悪。年配者にとっては炎天下延々と並ばされる熱中症との戦い、命懸けのオリンピック応援、観戦だと感じました。炎天下で延々と並んだ後の会場内はガラガラ、人は疎らで、決勝の段階でもガラガラでした。信じられない運営体制でびっくりしました。更に中国選手が強い重量挙競技では会場で応援グェズを無料で配っていました。中国選手がメダルを取れなくなった柔道競技では無料応援グッズは配っていませんでした。同じ代金を支払って入園しているのに、このような差別をするのはオペレーションに大きな問題があると感じました。(8月16日No56)。

本日は香港にいます。香港の郊外の西貢(サイクーン)にいきました。ベトナムのサイゴンも西貢と書き、西洋に貢ぐための港湾を意味します。西洋諸国の植民地であった時代の面影といえます。西貢周辺には西洋式の別荘地が並び、大きなヨットハーバーもあります。西貢の港町は、穏やかな海と高台に囲まれた立地は風水環境のよい場所といえます。港町では小さな船が数多く並んでいて、ガルーパという魚、貝、ロブスター、20センチ以上の大きなシャコや蟹が売っています。地元の人達はこの船で買物を行い、周辺に並ぶレストランに持ち込んで料理をしてもらいます。本日は日本人3人で大きなシャコ2匹、帆立貝、アサリ500g、海老500g、蟹2匹を550HK$[7000円]払って専門店で買った上で料理をしてもらいました。海鮮専門店は船上ショップと比べると割高です。広東語が話せると船から直接買えるのですが、北京語は通じにくいので北京語の話せる人のいる専門店で購入しました。地元の人で満員の観光地で日本人らしい客は私達だけでした。海鮮料理を堪能した後は、九龍サイドの油麻地(ヤウマティ)翡翠市場に行きました。翡翠市場には100店舗以上の小さな翡翠・アクセサリー専門店が立ち並んでいますが、観光客は殆どいませんでした。風水用品として金運がアップする金糸水晶を売っていましたので金糸水晶のリングをお土産として買いました。複数の店舗で値段を確認しましたが、いづれも1グラム当たり5HK$前後でした。頑張って値切りましたが、半額にはできませんでした。風水の金運グッズを値切るのもどうかと思いましたが、何しろ値切るのが香港流なので金運呼び寄せを期待しながら100HK$(1300円)で商品を購入しました。金糸水晶は透明水晶の中に金色の糸状の金属が含まれた天然水晶で非常に珍しい開運用品です。値段的には日本で買う価格の1/3程度だと思います。(7月20日No55)。

本日は香港にいます。今年は、風水学の原点の一つある皇帝地母経によると「疾横相争奪」の年とあります。エネルギー資源の奪い合い、食物の奪い合い、ひいては高騰。まさに現在の状況を象徴しています。「疾横相争奪」が行き着くところは、超大企業の優勝劣敗が確定することです。欧米の大手自動車会社や金融機関が実質破綻、倒産するような事態が続く可能性があります。日本にとっても激震が走るかもしれません。このように年の風水処置は、ホームページの上で紹介している乾宝照図などの風水護符を身につけ、不利・陰符の嵐が通りすぎるまで静かに過ごすことだと思います。超大企業の破綻ショックにより愚かな資源・食物の奪い合いの波が過ぎ去り、安定を求める風水三元九運学説が伝える風水八運時代(現代)の本来の姿を取り戻すことになると思います。米国から始まるスタグフレーションはアジアの諸国を飲み込み、アジア危機の再来が発生する可能性もあります。しかし、超大企業の破綻が先に発生すると予想されるため、エネルギー・食物の価格は急落し、アジア危機の再来は興らないと占います。風水八卦の占いの確度を信じて安寧を求めて毎日を過ごしたいと思います。(6月18日No54)。


本日は香港にいます。先程新聞社からインタビューの電話がはいりました。東京中心部(銀座)の繁華街としてのランクがニューヨーク、ロンドン、モスクワに負け、更に、香港(セントラル)にも負けてしまったという海外の情報について解説して欲しいとのことでした。ニューヨークは世界の中心、ロンドンは資本開放の中心、モスクワはエネルギーの中心、香港は風水の中心と解答しようと考えましたが、思い止まり、香港は規制緩和の中心と解答しました。東京は規制強化の中心で、官製3K不況の真っ只中。企業の新規公開は殆ど無く、香港の10分の1にも満たない新規上場の状況がランク下げの一つの理由としました。東京銀座と比較し香港セントラルはIFCモールに象徴されるように、日本人が経営する高級品を扱うシティスーパを中核にあらゆるブランドショップが並ぶ巨大モールタウンを構成しています。東京八重洲地下街の10倍以上の規模で、雨にぬれずに歩いて移動できるセントラル地区全体の街づくりは素晴らしいものがあります。勿論、現在私が住んでいる古太城のアパートも地下鉄の駅まで雨に濡れずに行けます。駅から会社も雨に濡れずに行けます。通勤時間は30分もかからずに通え、傘も不要です。30階を超えるマンションが100棟以上並び、中心分から地下鉄15分で到着する巨大な高層住宅街は、容積率規制の厳しい日本ではあり得ない姿です。但し、日本より圧倒的に駄目なのはシャワールームだけで風呂が無いことです。風呂に入る慣習があまりない土地柄だけは慣れることができまん。アパートで先日見たDVDは皇帝内経という風水歴史書の中国語映画です。この映画の最初の場面が鑑真像で、年をとり失明してまでも日本に渡り皇帝内経を日本に伝えた話が感動的でした。改めて、風水学の原点である皇帝内経が日本に保存されていることを思い出さされました。(5月27日No53)


本日は香港にいます。昨日は中国とオーストラリアの共同でグリーンファンド(CO2削減、温暖化防止基金)を組成されている香港と中国の企業トップと食事をしました。オーストラリアも中国も大きな国土を有しており国土の多くが緑の無いはげ山と砂漠です。中国の内モンゴル地域の砂漠化は特に酷く日本に到来する黄砂の原因になっています。これからのシーズンは北京をはじめとした中国の東北部は砂で町中が真っ白になります。年々、風水環境が悪くなっており今後が心配です。北京オリンピックについても、最大の課題は聖火リレーでなく、北京オリンピック開催時の風水環境だと思います。マラソンの最中に激しい黄砂が到来し、砂で視界が1メートルになった場合、どうのようにして息をしながら前をみながら走るのか心配です。万一、視界1メートルの黄砂が到来した場合には、人命を優先し、マラソンのスタートを延期した方がよいと思います。環境問題の観点からはマラソンを最終日に置かない方がよいと思います。私の創業し会社でも黄砂を防止するための4000平方キロに及ぶ緑の絨毯、緑の万里の長城プロジェクトを支援しています。中国国有食品会社露露と合弁で4000平方キロの樹木からとれる杏の実を加工する工場がまもなくスタートします。4000平方キロの緑の絨毯を育て維持する農民から杏の美を購入することにより収入・職場を与え、中国の貧困問題と砂漠化問題を解決し、東北部の風水環境を改善するプロジックトです。先日、北京大学の著名な学者と会食した時も、このプロジェクトが話題の中心で、風水環境を改善するために頑張ってほしいという励ましの言葉をいただきました。酸性雨、黄砂の到来などで中国の風水環境の悪化の影響を直接受ける日本のためにも、中国の風水環境の改善に力を注ぎたいと思います。(4月18日No52)


本日は香港にいます。日本から台北経由で香港に戻りました。台北への方位は南に当たり今年の風水の方位は「五黄・三殺」最大凶となります。乾坤宝照図の護符を財布の中に入れて旅行をしました。しかし,最大凶の不運は恐ろしく、台北でゴルフをしている時に、同伴者がゴルフボールに当たるという事故がありました。幸い怪我はありませんでしたが、「五黄・三殺」は恐ろしい方位であることを改めて知らされました。ゴルフボールが直撃しなかったのは護符のお蔭と感じました。台湾では大統領選挙の結果が決まり中国本土との融和を指向する国民党が勝利し、馬大統領、䔥副大統領による新政権が誕生しました。私が創業した会社の中国人取締役は、䔥副大統領の甥子さんです。台湾大学を卒業した後、日本と米国の大学院(MBA)を出られました。国民党の頭脳ともいうべき方です。昨日の勝利発表と同時にお祝いの電話を入れたら非常に喜んでおられました。台湾と中国本土の融和が進むと、東北アジア地域の経済発展が進むと期待されます。台北市内にある松山空港と上海の直行便の開始や双方の投資拡大が実現すると思われます。新政権は所得税・法人税・相続税等の減税により、海外からの投資を台湾に呼び込み、経済を活性化させることにより、経済活動のボリューム拡大による税収拡大を目指す政策を指向しています。イギリスがビッグバンにより成功した経済再生政策を台湾に適用し、アジアのイギリスを実現させようとしています。6%成長、3%失業率、一人当たりGDP3万ドルの「633」政策です。このような新しい台湾の動きと比較し、日本は利権政治家と官僚の癒着による改革後退・増税路線復活で、周辺諸国の経済発展から取り残されアジアの老人衰退国への道を一直線に進んでいる状況にあります。そもそも重い法人税に加え、株式売買の利益や法人税を支払った後の利益である配当に課税するというのは自由な経済活動を阻止する最悪税制であり、日本の企業の株価を低くしている原因といえます。日本の企業の成長と発展を妨害する政策で、このままでは2012年頃には、アジア諸国の企業との競争に負ける日本企業が続出するものと懸念されます。(3月22日No51)。

本日はマカオにいます。マカオは昨年ベネチアン、クラウン、MGM等の巨大カジオ&ホテルのオープンが相次ぎました。今年もギャラクシーのオープンに加え、フォーシーズンズ、ドリーム、シャングリラ、シェラトン、インファンテ、グランドワールド等の施設群がオープンします。新設カジノ&ホテルの大半はタイパ島とコロアン島の間の埋立地に集中しています。
埋立地に集中するマカオのカジノ施設群が完成した時の姿は、ラスベガスと並ぶ世界最大規模のカジノタウンになる計画です。今回は週末を利用して、埋立地で開発が進むカジノタウンの風水を調査しました。風水の理想的な地形は、四神相応(三方を山に囲まれ、一方を水に抱かれる)で、東京や香港はこの形を有しています。ところがマカオの埋立地は二方が海に面しているので風水上は凶形となります。更に、島と島の間、海と海の間の低い埋立地の上にキラビヤカなカジノ街ができるので、安定感に欠けます。この地形を風水言葉に直すとどうなるか考えた所、思い浮かんだのが「破財殺」でした。カジノの遊びに来た人々は財産を無くし、カジノの営業者も顧客不足による不採算で財産を無くし、カジノホテル所有者も顧客不足で減価償却すらできない赤字垂れ流しになり財産を無くす。二方に海がある埋立地には財は留まることは無く破財殺の風が往来します。2012年までにこのような結果が判明し、アジア経済危機を呼び起こす契機にもなりかねない爆弾プロジェクトという風水調査結果となりました。因みに、土曜日週末のベネチアンは数千人のカジノを楽しむ旅行者で一杯でした。カジノは一切せずに隅々を見学した後、午後8時に旧市街地のカジノ・タイパ(写真参照)を見学しました。この時間帯でのカジノ顧客はなんと「2人」しかいませんでした。大半のディーラーが手持ち無沙汰で、ここに足をふみいれた私の顔にディーラー達の視線が集中し、逃げるように退散しました。週末というのに顧客が二人しかいないカジノがあるとは夢にも思いませんでした。破財殺の風はもう到来をはじめていると実感しました。マカオでの夕食は観光案内に載っていない「Restaurante Juncodas Ihas (TEL853-2883-7915)」というポルトガル料理専門店に飛び込みで入りました。スープ22M$(330円)をはじめまずまずの価格帯、マカオ名物のアフリカンチキンの味は最高でした。(3月1日No50)

本日は香港にいます。本日は日曜日で時間が空いたので、風水三元九運学説を思い浮かべながら「史記」の現代中国語書籍に目を通していました。中国の歴史のなかで、風水三元九運が示す破壊の時代は、戦争が頻繁に起こり、下克上や伝染病の流行が加わり、次々と王が変わっていくのを読み取ることができます。春秋時代の呉国では短い期間に王が「寿夢→諸樊→餘祭→餘昧→僚→闔閭→夫差」と七人も交代しています。現代は、真に三元九運が示す破壊時代の真っ只中であることを忘れてはならないと思います。殺虫剤入り中国冷凍食品は単なる始まりの序曲にすぎず、近い将来、人間の手によるのでない「鳥インフルエンザ」「サーズ」「黄熱病」等の伝染病が大流行する時代到来が予言されています。今年は南方位が「五黄の病毒大凶」なので、南方位に観葉植物を飾る等の施策が必要です。南方位といえば鳥インフルエンザの感染が広がっているベトナムやインドネシアが心配です。人から人への感染が南からスタートする懸念が持たれます。このような伝染病が大流行した場合には自宅の門を固く閉じて病の風が通りすぎるのを待つしかありません。少なくとも2~3週間の食料と飲み水を蓄えておく必要があるでしょう。香港は「サーズ」の経験があるので、食料・飲料の備蓄を含めて、万全の準備が施されています。会社によっては鳥インフルエンザの大流行に備え、社員全員分のタミフルを用意している所もあります。日本はキリギリス国なので何の準備もされておらず非常に心配です。(2月17日No49)。


★本日は香港にいます。私の創業した会社でウェイトリフティングの選手2名(法政大の三宅さん、早稲田大の松本さん)を新規採用した記事が毎日・読売新聞等に出ていました。ウェイトリフティングはマイナーなスポーツですが、精神の集中により「火事場の馬鹿力」を出す競技です。 競技そのものも、常に、最後の一回で逆転できる可能性を秘めたスポーツです。スポーツの中で、ピンチをチャンスに変えるトレーニングを積みますので、ビジネスの世界でも優秀な人材が生まれます。例えば、NECの故金杉前社長は慶応大学体育会重量挙部出身でオリンピック候補選手にもなられた方です。創業会社の若手には慶応大学体育会重量挙部卒業者や早稲田大学体育会ウェイトリフティング部卒業者がいます。インターハイ優勝や世界ジュニア選手権出場経験等のあるスポーツ選手がこれらの難関大学に入学し卒業するのは大変なことだと思います。このような人材の卓越した集中力は、あらたなビジネス展開を進めていく上で、企業にとっても多大な貢献をしていただけると考えています。中国語を初めて学んでいただいている一人は、わずか6カ月強の研修でHSK6級(最低1年以上、2年前後の中国語研修レベル)に合格しました。将来、素晴らしい企業人に成長し、第二の金杉さんになっていただけるものと期待しています。私自身も親子揃って慶応大学体育会重量挙部卒業です。重量挙部時代の精神集中力を高めるトレーニングは現在の仕事でも非常に役立っています。尚、精神の集中力を高めるトレーニングは風水環境のよい場所で行うのが最高です。精神の集中力を高めるトレーニングが最上級段階に達すると、自らの感覚で風水環境のよい場所を探すことができるようになります。香港では風水環境のよい職場を探せる専門家を風水師と呼び、弁護士・会計士と同様、各々の大手財閥や銀行がお抱えの風水師を雇っています。2月7日の旧正月を区切りに1年間の風水環境が変わりますので、現在、香港の風水師は最も忙しい時期を迎えています。(1月30日No48)。

★本日は台湾にいます。新春の1月6日に台湾東海岸で、三方を山に囲まれ海に面した風水好立地の花蓮に訪問しました。風水立地が非常によいことから、多くの神社や寺院があることで有名です。加えて、大理石と翡翠の産地としても有名で、石芸大街に訪問すると大理石や翡翠を売る店舗が40店以上軒を連ねていました。一緒に訪問した友人のお嬢さんが今年受験だどいうので、受験運を向上させるといわれる風水用品である「紫水晶」のネックレスを購入してプレゼントしました。まずまずの品質の紫水晶のネックレスをまず2点選択しました。1点は定価600NTドルで値切交渉で200NT$(700円)。他の1点は定価500NTドルで値切交渉で300NT$(950円)となり、300NTドルの紫水晶をプレゼントしました。紫水晶を購入した際に、私の子供も紫水晶をもって受験に望み、早稲田高等学院を合格したときのことを一緒にいた本人に話しましたが、昔のことで、は既に忘れていました。花蓮から30キロの先に太魯閣という大理石渓谷があり、訪問しました。大理石に囲まれた渓谷で、渓谷の入り口から20キロ先の祥徳寺まで、車で観光をしました。風水明媚の場所で、23年前から一度は訪問したいと思っていた渓谷を見ることができ、非常に嬉しい一日でした。
(1月9日No46)。

★本日は台北にいます。本日は台北の年末マラソン大会があり、朝早くから夕方までゴールとなる101階建ての101ビル(下記写真参照)付近が賑わっていました。台北の象徴である101ビルは風水設計が悪いビルといえます。逆三角形の基本構造は不安定で、地面につながっていていない部分で仕事をする人にとっては、潜在意識として不安定なイメージが染み込み、ストレスが徐々に蓄積されることとなります。東京の新生銀行本店の下の部分も同じ構造で問題があります。101ビルは、台北市内での唯一の超高層ビルであることから、台北市内を大きな刀で分断しているように見えてしまい、近年の台湾経済低迷の大きな原因になっているのではないかと心配しています。この解決策としては、少なくとも、101ビルの隣に安定感のある超高層ビルを建設し、刀のイーメジから夫婦が寄り添うイメージに変えたらよいと思います。前回の台湾出張では、日曜日にゴルフをした所、ゴルフ場で現金を盗まれてしまいました。台北に向けて、北東、五黄大殺大凶方位への移動を行った結果かもしれないと後悔しました。前のオーナーである日本資本が作ったゴルフ場の管理システムはしっかりしており、犯人らしき人がビデオカメラに映っていました。しかし、ゴルフ場の人のサービスは最悪で、警察に一緒に行ってくれる訳でもなく、ゴルフのプレイヤーでないと直ぐに分かる人が中でうろうろしているのを見過ごしていました。掃除係のような服装をしている外部の人がいるのを許す体質は、ゴルフ場の従業員が導いているのではないかと疑いたくなる程でした。台湾のゴルフ場はサービスと管理の質が悪いので、プレーをするのは要注意です。(12月18日No45)


★本日は香港にいます。今週は、フィリピンから来られたお客様と一緒に、ニューヨークからの出張帰りのメンバーを加えて食事をしました。香港のメンバーは時差ボケで頭が痛いと話していましたが、私は日本時間を崩さずにニューヨークで仕事をしたので問題ありませんでした。食事をしたメンバーは、ウォートンMBA、コロンビアMBA、香港中文大学等の素晴らしい学歴の人たちで、久しぶりに、中国語でなく英語によるディナーを行いました。私自身がまだまだトライリンガルには果てし無く遠い状況ですが、ビジネスを進める上での語学の重要性は益々高まると実感しました。20代、30代の若い日本のビジネスマンは、バイリンガルは勿論のこと、今後の日本の発展の為に、トライリンガル(3カ国語を自由に話せる人の意味)を目指して頑張って欲しいものです。2008年は、香港の風水通歴によると、南方位への移動が悪いとされています。「飛至南方的五黄大殺又名瘟神凶星、是風水上最凶険的大殺」とあり、最大凶の「五黄」の星が南に居座ります。仕事をする場所も、事務室の南側に席がある場合には、「令人頭脳不清行衰運」と書かれています。南側に座って仕事をすると衰退運が訪れるようです。五黄の凶の影響を抑える方法としては、事務所の南側に観葉植物を飾り枯れないように維持する方法や3匹の麒麟の置物を飾る方法方法等があります。化殺の方法といい、悪い運の到来を抑える手法です。中国では、「一に命」「二に運」「三に風水」といい、命の守るために、自らが行える最も重要な行動とされています。信じるものは凶殺から救われるといえ、2008年2月7日(旧正月)以降、事務所や自宅の南側に観葉植物を飾られたらいかがでしょうか。私の働いている香港のオフィスも、来年の旧正月から、南側に観葉植物を飾る手配をすることとしました。
(11月28日No44)。

★本日はニューヨークにいます。短期間に台湾、シンガポール、香港、北京、北朝鮮、北京、東京、大阪、香港、ニューヨークと六カ国会議の米国代表以上に変わった国々を移動しているのは、世界中で私一人しかいないかもしれません。ニューヨークではマンハッタンのバスタブ(お風呂)も無い「二級ホテル」に泊まっていますが、なんと、宿泊費が1泊600ドル(7万円)と信じられない高騰です。米国バブル崩壊前夜に相応しい価格といえるでしょう。ホテルの飲料は5倍の価格なので1ドルのダイエット・コーク・プラス(虹色で書かれており日本にありません)をコンビニで買って飲んでいます。食事代も高くて阿呆らしい限りなので、ニューヨークのコロンビア大学の側の学生専用の中華レストランに行きました。牛肉ラーメンが9ドル(1000円)で、ボリュームもあり、味もよくて満足しました。コロンビア大学の構内は、新しく建設された図書館の前が、風水学上の明堂にあたり、非常によい風水設計になっていました。コロンビア大学院を卒業した部下に話しを聞くと、この図書館が完成して以降、コロンビア大学の難易度が急上昇し、米国の大学の中でも、名門中の名門になったそうです。米国名門投資銀行であるゴールドマンザックスの幹部登竜門としての大学でもあるとのことです。この話しを聞いて、風水学上の設計は米国でも有効だと感じました。
ところで、昨年記載した今年の占いの中で、株式の急落があると述べましたが、米国での本格的な急落はこれからかもしれません。来年早々に、ひょっとした、米国でブラック・マンデーを超える大崩壊が起こるかもしれません。米国の金融機関や自動車関連製造業が連鎖的に倒産し、不良債権の山に埋もれるかもしれません。今のニューヨークのバブルを満喫している姿を見ると非常に心配になりました。しかし、米国経済崩壊の日本への影響は過去のように致命傷にはならず、強くなった通貨「円」をもって、日本の投資銀行による米国進出がスタートするかもしれません。ニューヨークの中心部に来て、大きな変化が起こりそうな実感を得ました。
(11月13日No43)。

★本日は香港にいます。昨日、最新のディズニー3Dアニメーション映画や人気の海賊映画の制作のを受託している会社に訪問しました。その会社では、中国での会員制風水占いページの制作を協力しており、相談を受けました。中国の風水占いページは、生年月日と誕生時間に応じて、個人の運勢表が作成され、毎日の行動運が出てくるもので、大変なコストと時間をかけて作られているページでした。気が遠くなるような複雑なプログラムが組まれ、高速回線でないと動かないページでした。、をげけくる甲同、の風水が、生年合日合日成年最新の地毛を語句で、tls;香港のこの数週間で、香港、シンガポール、香港、北京、密雲、北京、東京、北京、瀋陽、東京、大阪、台北と移動しました。風水学上、頻繁に移動すると吉方位と凶方位を動き回ることとなり、運勢は中立になると考えられます。私自身は中立・中庸がベストと考えています。北京では私が副理事長を勤める北京大学の東北アジア一体化研究センター主催フォーラムを行い、中国の李財務副大臣、韓国の前大臣、日本の前次官を初めとした著名人に出席をしていただき、IMFの改革やアジア共通通貨の問題を議論しました。瀋陽では社員の結婚式に出席し、併せて、大学で中国語の講演をしました。瀋陽の大学の経営管理学科での中国語の講演ですが、質問が1時間も続き、終わった後は草臥れてダウン状態でした。昨日の台北でも結婚式に招待され、国民党副大統領候補の蕭萬長さんと歓談する機会を得ました。蕭萬長の甥子さんは私が創業した会社の社外取締役に就任していただいており、蕭萬長さんの奥様や親族の皆様方と中国語や日本語で楽しい話しをすることができました。蕭萬長さんは現在台湾と中国本土の友好を進める財団法人の会長で、台湾と中国本土の平和を願い連邦制を提案されています。また、米国のクリントンさんとも親しいことで有名な方です。来年3月の選挙で国民党が勝利し、米国大統領選挙でクリントン・ヒラリーさんが勝利した場合には、米国、台湾、中国の関係が一挙に動き、親密連合が出来上がるかもしれません。日本は、外交面でもピントの擦れた実質的な鎖国体制を組んでいるので、ひっとしたら置いてきぼりをくらうかもしれません。新しは、い時代は、風水三元九運学説でも安定を求めた動きが出ると予言されていますので、蕭萬長が提唱する連邦制度[一連邦、二政府]が実現に向かうかもしれません。日本がこのうような時代の流れのなかで、主導権を握るとしたら、アジア共通通貨連合を提唱することだと思います。日本主導のアジア共通通貨連合[一人種(黄色人種)、一通貨、複数政府]がよいと考えています。(9月29日No40)。

★本日は北京にいます。シンガポール、香港からの移動で、9月5日水曜日に北京に入り、夜2回、昼3回の宴会を終了させ、ようやく土曜日の夜になりお酒の無い食事ができました。中国の地方政府高官や開発区トップとの食事は大変です。日本からの客が来たとのことで信じられない程気を使われます。わざわざ日本人の食に併せ、フグの刺身、川魚(鯉?)の洗い等をつぎつぎと用意していだきました。私自身、内心は食中りを気にしながらもフグの刺身や川魚の刺身を沢山食べてしまいました。50度のマオタイ酒の乾杯が続き大変でしたが、本日の昼は北京での中国大企業トップとの宴会なので、赤ワインの乾杯で済み助かりました。北京郊外に密雲県という風水立地のよい場所があり、久しぶりに訪問した関係で、万里の長城への登山にチャレンジさせられてしまいました。江沢民さんが宿泊したという貴賓室に泊めていただいた関係で、断りきれずに山登りをすることとなりました。密雲県は万里の長城が続く山並と湖があり北京近郊では最も風水立地のよい場所です。今回、明の時代に建設され、その当時の状態が保存されている司馬台という万里の長城を訪問しました。北京オリンピックに備えた土産物センターの工事が進む観光地を見学できました。この長城には「天の橋」という名所があり、75度の角度の階段が続きます。天の橋(左下写真)までは辿り着けませんでしたが、万里の長城の休憩所までは歩く事ができ、そこで足が動かなくなりました。暫く休んだ後下山し、北京に戻って会議に入った後、宴会を済ませカラオケ店で広東語と北京語の歌を気持ちよく歌いました。本日の昼食会はアラブから来た友人も加わり、英語と中国語による楽しい乾杯ができました。(9月8日No39)

★本日はシンガポールから香港に戻りました。シンガポールはアジアの金融センターを目指した動きが加速しており、香港市場より柔軟な施策が次々と打ち出されています。今後の発展が楽しみな市場です。シンガポールでは、上海蟹の入ったスープを食べました。更に、私が入った世界中の中華レストランの中で北京ダックが一番美味しいと思う「リーガーデン」に行きました。数年ぶりに北京ダックを食べましたが、やはり味は最高でした。上海蟹を食べた際に、今年は香港の黄油蟹を食べていないのを思い出しました。黄油蟹は8月末までで、9月からは上海蟹になるのですが、8月末の前後数日間は両方を食べれるチャンスがあります。黄油蟹は、蟹味噌は勿論、蟹の爪の先まで黄色い身が詰まった蟹で、黄金の身を食べているような優雅に気分になれる海鮮料理です。香港とマカオの間の海でしかとれない珍しい蟹です。風水上も、黄金の輝きが体の中に入ることにより、金運を引き上げてくれる幸運の海の幸といえます。今日は、香港ワンチャイの「スーパースター」という黄油蟹の専門店に行き、黄油蟹と黄油蟹小龍包を食べました。特に、黄油蟹小龍包は、中のスープも身もライトに照らされると黄金色に輝き、まさに、黄金を食べているような素晴らしい料理です。台湾の小龍包有名店より、遥かに美味しく、小龍包では世界で一番美味しい店だと思っています。今日は、黄金に輝く、身とスープを食べたので、今週は幸運が到来することを期待したいものです。(9月2日No38)。

★本日は香港にいます。昨夜の香港の雷は(左下写真)、龍が怒っているようで、今年を象徴している夜でした。今年の1月3日の占いで、2007年は丁(ヒノト)亥(イ)年で、中国古来の風水書には、「夏種逢秋渇、秋得八分成、人民多疾病、六畜盡遭殃」の年と書かれているとお伝えしました。丁(ヒノト=火)のごとく亥(イ=突っ走る)年となりますが、風水古来書は大変悪い方向に突っ走ることを暗示しており、夏は日照りが続き、秋の収穫は十分に無く、六畜(鶏・鵞鳥・猫・犬・豚・牛)の間で伝染病が流行し、六畜の伝染病は人間にも広がり、国民に疫病が蔓延する可能性があると古来書から解釈されている訳ですが、今年の夏の日照りは、占い通り通りになってしまいました。インドネシア等での鳥インフルエンザの猛威も占い通りになってしまいました。更に、株価が乱高下し、資本市場での不安定な状況に陥るとの悪い予測もその方向に進んでいます。丁亥年の不安定を象徴する占いは、日本の政治やアメリカの経済の変調に顕れています。今後の心配はアジア危機と同じような金融恐慌に陥らないかということになります。このような悪い占いの年には、経済や政治の急速な変調に加え、地震・台風・鳥インフルエンザ等の伝染病と、つぎつぎと災いが襲います。非常に悪い年に、自らを守るには、風水八卦等の護符を身につけるのがよいと思います。
(8月19日No37)。

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