幸運の風と九宮飛星予測

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(1).風水分析の前提となる陰陽五行

日本人の生活には、中国陰陽五行学説から生まれた「風水」の考えかたが深く浸透しています。例えば、日本では、「曜日」を「日・月・火・水・木・金・土」と呼びます。「風水」の考えかたでは、「日」は「陽」で、「月」は「陰」を示します。「火・水・木・金・土」は、「五行」を示します。

日本書記には、「混沌のなかから、陰と陽が分かれて天と地となった。清く明るいものは、高くのぼって天となった。重く濁ったものは、漂って地となったが、まず天がなり、おくれて大地が定まった。」との記載があります。この文章は、日本で最初に書かれた陰陽の説明といえます。中国の「荘子(ソウシ)」にも同様に、陰陽がうまれた宇宙開闢(カイビャク)時の記述があります。

混沌から宇宙が生まれたとする陰陽理論は、科学的にも証明されています。

アメリカの物理学者ガルフは、原子核反応を宇宙論に応用し、1984年にビッグバン宇宙モデルを提唱しました。ビッグバン宇宙論では、宇宙誕生の前は、光と物質が混ざり合った超高密度の混沌とした状態にあったとします。200億年前に、この混沌とした状態から、光(陽)と物質(陰)が別れ、宇宙が誕生しました。ビッグバン宇宙論は、1989年11月に打ち上げられた「COBE探索機」でも証明されています。「COBE探索機」は、ビッグバンによる宇宙開闢(カイビャク)時のエネルギー(=宇宙背面放射)測定に成功しました。

最近の中国の学説では、四神相応(北に玄武、東に青龍、南に朱雀、西に白虎)の地形は、宇宙開闢(エネルギー)時のエネルギーを集める効果があるとします。山に囲まれ、水に抱かれた、風水の理想的な地形は、自然が恵むパラボナアンテナと指摘します。東京を中心とした関東地方は、四神相応の地形といえます。東京は、香港、シンガポール、上海、台北等のアジア主要都市と比較しても、遜色ない風水の地形を持ちます。東京は、風水三元九運540年サイクルの期限が到来する2043年までは、確実に繁栄をつづけます。

混沌とした状態から、「陰陽」によって誕生した宇宙は、五行「木・火・土・金・水」によって生成されました。

陰陽による宇宙開闢(カイビャク)後、燃える物質「木」が生まれました。「木」は燃えて「火」を生みました。「火」は灰となって「土」を生みました。「土」が固まり「金」を生みました。「金」は溶解して「水」を生みました。このような「五行」の考えかたを「五行相生説」といいます。

「五行相生説」は、地球生成の過程を示しています。地球は、46億年前に、ひとつの微惑星が、他の微惑星や隕石(物質=五行の木)を吸収することにより誕生しました。そして、衝突と重力による収縮エネルギーにより、火の玉状(=五行の火)となりました。やがて衝突がおさまり、岩石と鉱物(=五行の土と金)が出現しました。その後、地球の冷却によって雨が降りだし、海(=五行の水)が生まれました。このような地球生成の姿は、五行相生説の過程と一致します。

「五行相生」の関係が生まれた場合、大きなシナジー効果が生まれます。「五行相生」の関係にある幸運を呼ぶラッキーナンバーは、「87」以外に、「39」「49」「61」「71」「86」「98」等があります。

「五行相生説」とは別に、「五行相剋(ソウコク)」という考えかたもあります。この考えかたは、中国春秋戦国時代の著作「呂氏春秋」に記載があります。

「呂氏春秋」では、天下の王者となるものは、かならず五行の一つの徳を身につけていると書かれています。王朝の交代は、五行に基づくとします。

「五行相剋(ソウコク)」では、「木」は「土」に勝ちます。「金」は「木」に勝ちます。「火」は「金」に勝ちます。「水」は「火」に勝ちます。「土」は「水」に勝ちます。

「五行相剋(ソウコク)」は、風水に加え、漢方医療の基本理念となっています。「五行」の分類に基づき理論構成がなされています。「五行」は、各々、内蔵を示します。「金は肺」、「木は肝臓」、「土は脾臓」、「火は心臓」、「水は腎臓」を示します。

漢方の理論では、「木に属する肝臓」が病むと、木に勝つ「金に属する肺」が病むようになります。「金に属する肺」が病むと、金に勝つ「火に属する心臓」が病むようになります。「肝臓癌から肺に転位するケース」や、「喘息から肺を病み、心臓病に進むケース」等を示しています。

更に、中国の古代漢方書「黄帝内経」によると、五行を運行する気の記載があります。人間は、「気」が人体をくまなく巡ります。「気」が流れていれば健康です。「気」の流れるコースとして、「ツボや経絡」があるとします。

このように、漢方は、人体の内側にある「ツボや経絡」を流れる「気」の動きを知る学問です。漢方は、漢方薬・鍼灸によって病んだ「気」の流れを正常に戻します。

風水も、「陰陽五行」から発展した漢方医療の理念と結びついています。

風水は、「人体の外側を流れる、自然界の気」の動きを知る学問です。太陽・月「=陰陽」や惑星「=五行」の動きが、地球にあたえる影響を分析します。人体を取り巻く、周辺の外部環境も分析します。更に、個人が先天的に授かった風水を分析し、将来の方向を読みます。企業経営者や個人にとって、生存と発展のための最適環境の情報分析を行います。

風水は、自然界の「不運や不幸の気の流れ」に対しては、五行に基づく用具や室内の改装、個人の健康向上により、「幸運や幸福の気の流れ」を呼び込みます。

風水では、個人や経営者の生年により、「幸運や幸福の気の流れ」は異なります。更に、性別によっても異なります。日本の九星術は、生年のみで分類し、性別による分類は行いません。

中国の風水でも、「一白・二黒・三碧・四緑・五黄・六白・七赤・八白・九紫」を用います。しかし、性別により、本命卦(ホンメイケ)が異なる点で、日本の九星術と違っ考えかたに立ちます。

「風水」は、生年別・性別の個人に適した環境と手法を提案します。日本の九星術と異なる点は、ご注意下さい。

(2).風水三元九運の風水気盤と九宮飛星

現代「下元7運」時代(1984年〜2003年)の風水理気盤

風水の理基盤は、6000年前に生まれたという「元旦盤」に由来します。

日本では、1月1日を元旦といいます。この元旦のいわれは、風水理基盤からきています。

中国の洛水という地で、6000年前に神亀が現れました。神亀の甲羅には、七色に分かれた、九種類の模様が付いていました。人々は、これを洛書と呼び、甲骨文字による卜占(ボクセン)の基本にしました。洛書は、その後、九宮飛星、或いは、元旦盤と呼ばれるようになりました。

九種類の模様は、「一」から「九」までの数字を表しています。この神亀の甲羅に書かれた洛書の中心は、「五」となっています。北側には「一」、南側には「九」が置かれ、中心を加えた合計は十五(1+5+9=15)となります。西側には「七」、東側には「三」が置かれ、同様に、合計は十五(7+5+3=15)となります。西北側には「六」、東南側には「四」が置かれています。西南側には「二」、「東北」側には「八」が置かれています。合計は、同じく十五(6+5+4=15,2+5+8=15)となります。

各々の数字は、五行学説と繋がり、シンボルを持っています。

「一」は水に属し、シンボルは衰退です。事業の縮小均衡となる懸念が持たれる方向を示します。神亀の甲羅に示された色は白色です。このことから、日本では、一白水星と呼びます。一白水星に該当する年に生まれた人にとっては、本命星となります。中国では、一般的には、水星と呼ぶ習慣はありません。本命星と呼ぶ習慣もありません。しかし、中国では、本命卦として、離・坎・震・巽・乾・坤・艮・兌を用います。各々の卦に該当する年に生まれた人にとっては、本命卦となります。

「二」は土に属し、シンボルは疾病です。突然死が訪れたりする殺(=凶)の方向を示します。神亀の甲羅に示された色は黒色です。日本では、二黒土星と呼びます。以下、同じく、風水学上、中国では、一般的に、五行の火・水・木・金・土を星で呼ぶ習慣はありません。

「三」は木に属し、現代のシンボルは煩雑です。貧乏ひまなしとなるビジネスの方向を示します。甲羅に示された色は碧色です。日本では、三碧木星と呼びます。

「四」は木に属し、シンボルは浮蕩です。不倫と放蕩で身を崩す方向を示します。甲羅に示された色は緑色です。日本では、四緑木星と呼びます。

「五」は土に属し、シンボルは病毒です。中毒死や災害死の懸念がある殺(=凶)の方向を示します。1995年の九宮飛星の中心は、「五」でした。阪神大震災やサリン事件等が起こった不幸の年となりました。甲羅に示された色は黄色です。日本では、五黄土星と呼びます。

「六」は金に属し、シンボルは官非です。裁判沙汰になる紛争や取引の失敗が起こる懸念のある方向です。甲羅に示された色は白色です。日本では六白金星と呼びます。

「七」は金に属し、シンボルは旺気です。現在の事業の成功と繁栄が期待できる吉の方向です。2003年まで絶大な効果があります。甲羅に示された色は赤色です。日本では七赤金星と呼びます。

「八」は土に属し、シンボルは生気です。事業の将来への拡大が期待できる吉の方向です。甲羅に示された色は白色です。日本では八白土星と呼びます。

「九」は火に属し、シンボルは遙遠生気です。事業の成功が、遙か彼方にある方向です。現在事業を継続できれば、子供の世代・孫の世代に大きくなる期待が持てます。甲羅に示された色は紫色です。日本では九紫火星と呼びます。

風水三元九運理論では、現代の下元時代(1984年〜2043年)に属する「七」「八」「九」が、時代の風となります。上元時代に属する「一」「二」「三」や中元時代に属する「四」「五」「六」のシンボルは、悪くなります。

しかし、「八」の土と、「六」の金、「一」の水は、五行相生の関係を生みます。

「八」の土から、土が固まり「六」の金が生まれます。「六」の金から、金が溶けて、「一」の水が生まれます。五行相生の関係は、お互いに協力しあって、シナジー効果をもたらします。この観点から、「六」の官非と「一」の衰退のシンボルは、効果が弱まります。「八」の成長を示す生気の影響を受け、凶からスクウェアな状態に変化します。

「九」は火に属し、「七」は金に属します。「火」は「金」に勝つことから、五行相剋の関係となります。五行相剋は、「九」の持つ、シンボル遙遠生気の効果を弱めます。五行相剋による縮小効果により、吉からスクウェアな状態に変化します。

風水下元7運時代(1984〜2003年)の九宮飛星の中心は、「七赤」となります。20年間の7運時代を通しての基本理盤です。南側に「二黒」、東側に「五黄」を配し、殺(=凶)の方角を示します。西北側に「八白」を配し、吉の方向を示します。

九宮飛星は、20年毎の基本理盤に加え、年毎の理盤、月毎の理盤等を持ちます。

同じ方向に「五黄」や「二黒」の突然死・中毒死・災害死のシンボルが二重・三重に重なることがあります。その方向でのビジネスや生活は、要注意です。新店舗開店、開始移転、新築も注意した方がよいでしょう。加えて、後述します風水本命卦や風水八門法等で、絶命・五鬼等の凶方位と重なることがあります。四重・五重と凶方位が重なった場合、その方向は避けることをお勧めします。但し、「七赤」や「八白」の成功・繁栄・拡大のシンボルと重なった場合には、凶の効果は弱められます。大きな心配は不要はなります。

1999年末までの、20年毎の基本理盤、毎年、毎月の理盤を分析しました。「七赤」「八白」の吉方向と重ならない二重・三重殺(=凶)は、10あります。

該当する二重殺・三重殺の月は、要注意月間として、健康診断を受けたり、災害対策をこうじたりするのがよいと思います。

1999年は、3月・9月・12月の南側が三重殺となります。

凶の重複に対し、成功・繁栄・拡大の吉が重複する月もあります。

吉が重複する月の方向では、自宅や会社の移転、新店舗開設に適しています。成功・繁栄・拡大の風が重なり、好影響を与えます。更に、西側に事業所の窓口や戸口を設けます。下元7運の風水「七気」が入ります。風水「七気」は、2003年まで有効な幸運の風です。殺(=凶)の風と重ならない二重吉は、12あります。1999年末までに到来する三重吉はありません。

1999年は、8月・9月の西南側が二重吉となります。

個人や企業の命運を左右する風水本命卦(フウスイホンメイケ)

(1).風水本命卦が示す「絶命と生気のブロック」

風水分析には、企業経営者や個人の生まれた年によって幸運の風をつかむ方法があります。この方法は、日本の九星占いと異なります。同じ年の生まれでも、男性と女性によって本命卦が変わってきます。

本命卦には、坎(ケン)・離(リ)・震(シン)・巽(ソン)・乾(カン)・兌(ダ)・坤(コン)・艮(ゴン)の8種類があります。各々の本命卦は、下記のような一つの方向と五行の属性を持っています。本命卦は、西四命と東四命に分類されます。西四命には、乾・坤・艮・兌が該当します。東四命には、離・坎・震・巽が該当します。

〔八種類の本命卦/各々の方位と五行の属性〕

本命卦が示す風水分析では、個人が住む住宅や、企業経営者のオフィスの「太極」といわれる中心点を求めます。正方形や長方形の住宅やオフィスだと、角から角への対角線を引き、交差する点が「太極」となります。

中心点である「太極」に、磁石を置き、住宅やオフィスを、北・東北・東・東南・南・西南・西・西北のブロックに八等分します。

各々の八等分のブロックは、五行相生と五行相剋の理論に基づき、最大吉の「生気」から、最大凶の「絶命」までのランクに区分されます。

1.伏位のブロック

「伏位」のブロックは、小吉に該当します。各々の本命卦に属す方向が、伏位のブロックとなります。例えば、本命卦が坎(ケン)の人は、坎(ケン)=北のブロックが、伏位となります。

「伏位」のブロックには、自宅の玄関や、オフィスの出入口を設けるのがよいとされます。玄関や出入口の対面側のブロックには、天の神(観音像)や地の神(土地公像)を祀った神棚を置きます。天の神を祀る場合には銅の香炉を添えます。地の神を祀る場合には陶器の香炉を添えます。

「伏位は、各々の本命卦を示すことから、このブロックで仕事をしたり、休日を過ごしたりすると、自分自身の本来の力を取り戻すことができます。リフレッシュのブロックで、焦りが失せ、責任感が強まります。家族の絆を強める方位ともいわれています。

2.絶命のブロック

「絶命」のブロックは、最大凶に該当します。疾病のシンボルを持ちます。このブロックには、トイレを設けるのがよいとされます。

「絶命」は、本命卦とは、五行相剋の関係です。例えば、震(シン)命の人は「木」の象意を持ち、絶命の兌(ダ)は「金」の象意を持ちます。五行相剋理論では、「金=兌」は「木=震」に勝つことから、「震」と「兌」は、もっとも悪い組み合わせとなります。

企業経営者にとって、「絶命」のブロックは、避ける必要があります。この位置に、自らの座席を置いた場合、憂鬱と矛盾が訪れるといわれます。自宅での睡眠場所を「絶命」に置いた場合には、突然死のリスクが発生する懸念が持たれます。

3.生気のブロック

「生気」のブロックは、最大吉に該当します。生気とは、繁栄と財運の上昇を意味します。このブロックは、経営者の座席の位置や自宅での睡眠場所に充当します。

「生気」は、本命卦とは、五行相生の関係です。例えば、震(シン)命の人は「木」の象意を持ち、生気の離(リ)は「火」の象意を持ちます。五行相生理論では、「木=震」は「火=離」を生むことから、「震」と「離」は、もっとも良い組み合わせとなります。生気の関係は、大きなプラスのシナジー効果をもたらします。

「生気」のブロックでは、自分自身の力を越える大きな生命エネルギーを充填することができます。経営者にとって、強力にリーダーシップの発揮が求められる場合には、この位置に立つことをお薦めします。

前述しました九宮飛星との関係でも活用できます。本命卦における「生気」と同じブロックが、「八白・七赤」の二重吉のタイミングに重なった場合、強い幸運の風を呼び込めます。

4.五鬼のブロック

「五鬼」のブロックは、大凶に該当します。不運のシンボルを持ちます。このブロックには、台所を設けるのがよいでしょう。

「五鬼」の持つ不運とは、盗難・損失・火災を意味します。企業経営者が「五鬼」のブロックに座席を置いた場合、不良在庫が増加する等の損失が発生したりします。更に、「五鬼」は、言葉の通り、鬼が宿ることから、喧嘩・衝突・焦燥等の現象が現れます。取引先との交渉決裂や信頼の喪失リスクが生まれます。出来れば、避けたい位置です。

5.天医のブロック

「天医」のブロックは、大吉に該当します。健康のシンボルを持ちます。このブロックには、食卓や書斎を設けるのがよいでしょう。睡眠不足が続くときには、「天医」のブロックで寝ると熟睡につながります。

この位置は、バランスの取れた風水が確保されています。ストレスの溜まった人や、体調の悪い人は、「天医」のブロックで仕事をすることをお薦めします。「天医」は、言葉の通り、治癒の風が到来することから、精神安定・快眠・回復等の現象が現れます。

経営者にとって、重要な事項を決定する場合には、「天医」のブロックで、会議を開催するとよいでしょう。精神的な落ち着きが、難問をクリアさせてくれます。特に、冷静な判断が求められる場合に適しています。

6.六殺のブロック

「六殺」のブロックは、中凶に該当します。浮蕩のシンボルを持ちます。このブロックには、洗面場や風呂場を設けるのがよいでしょう。

「六殺」のブロックを寝床にしたり、オフィスの座席にした場合には、浮気や不倫等で悩む事態が懸念されます。更に、大きなトラブルに巻き込まれ、仕事に集中出来なくなるという現象が生まれる可能性もあります。

「絶命」「五鬼」のような激しい凶の風ではありませんが、破壊の象意も備えていることから、長時間、このブロックにいない方がよいでしょう。

7.延年のブロック

「延年」のブロックは、中吉に該当します。和諧のシンボルを持ちます。このブロックは、老人の寝床や食卓の位置に適しています。

「延年」は、忍耐・協調・結合の象意も備えています。困難な仕事に対して、長期戦を覚悟し、忍耐強く立ち向かう必要がある場合には、「延年」のブロックに座席を設けるとよいでしょう。ステップ・バイ・ステップで、仕事を進めることができます。和諧のシンボルは、人望を意味します。個人や経営者の人望は厚くなり、人間関係の幅が広がります。「生気」や「天医」のような強力な吉ではありませんが、落ち着きのあるブロックであり、着実に仕事を進めるには、適した位置といえます。

「延年」「生気」「天医」「伏位」の四ブロックは、西四命か東四命のいずれかで、同じグループを構成します。「生気」が西四命に属し、「延年」が東四命に属する形は発生しません。

8.禍害のブロック

「禍害」のブロックは、小凶に該当します。煩悩のシンボルを持ちます。このブロックには、冷蔵庫や食器棚を置くとよいでしょう。

「禍害」は、貧乏ひまなしの状態を生みます。「禍害」のブロックに座席を置いた場合、些細な事項の処理に追われ、重要な仕事をする時間が奪われることが多くなるでしょう。

大きなストレスは生まれませんが、小さなストレスが蓄積し、次第に調子を崩す姿を想像下さい。取引においては、油断したところで、足元をすくわれるような失敗を生むことが懸念されます。

〔男性・女性の生年と本命卦一覧表〕

生年は、旧暦ベースで計算しますので、1月1日から2月3日までに生まれた人は、前年生 まれの人と同じ本命卦を採用します。